Text:Nana Numoto
Vaundyが月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)のために書き下ろした新曲「まぶた」のMVが1月17日に公開された。本作はVaundy自身が監督を務め、キャストとして市川染五郎と中島セナが出演している。
今回公開された「まぶた」は“目を瞑ることで相手のことがわかる、相手を理解するために時に目を瞑る必要がある”ということを表現した楽曲だそう。どこかノスタルジックな印象を受ける楽曲の印象と、市川染五郎と中島セナの存在感あふれる佇まいが光る映像が、見事に融合したMVになっている。
Vaundyといえばミュージシャンでありながら現役の美大生であり、過去にはデザインを学んでいることを自身のSNSで明かしたことも。Vaundyのインスタグラムによると、今回の「まぶた」ジャケットも本人がAPPLE iPhone 14 Pro Maxで撮影を行なっているとのこと。楽曲作りにとどまらない才能で多くの人を惹きつけている。
あ、僕デザイン学科生です
— Vaundy (@vaundy_engawa) June 27, 2019
またVaundyのこれまでのMVにはドラマ、映画で活躍する俳優たちがこぞって登場。「怪獣の花唄」(2020)に鈴鹿央士、「踊り子」(2021)に小松菜奈、「mabataki」(2022)に菅田将暉、また2022年のドラマ『ジャパニーズスタイル』の主題歌である「瞳惚れ」のMVには主演の仲野太賀が出演している。
新進気鋭の若手から実力派までがクリエイティビティあふれるMVに登場することで、新曲が発表されるたびに多くのファンを楽しませているのだ。
ここに出演している八代目 市川染五郎は、歌舞伎役者としての活躍はもちろん、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)で木曽義高役を演じたことも記憶に新しい。その切長の瞳はファッション誌からも愛され、雑誌『VOGUE』では妖艶なメイクアップ姿も披露した。
「まぶた」では女優の中島セナと共に、映画のような世界観の中で印象的な瞳のクローズ・アップを見せ、楽曲の世界観を引き出している。
2022年末には紅白歌合戦にも出演し、ますます注目度の高まるVaundy。MVに出演する役者陣の豪華さで話題を呼ぶことはもちろん、特殊メイク・アップ・アーティスト、快歩(KAIHO)がMV制作に参加したり、DTP/グラフィック業界で有名なクラウド型フォントサービスMorisawa FontsとコラボしたMVを作るなど、そのクリエイティブは業界をまたいで広がりを見せる。
女優の川口春奈は自身のインスタグラムで「Vaundyみたいにして!ってお願いした日」としてVaundyを意識したカーリー・ヘアを披露。各界からVaundyへのラブ・コールが鳴り止まない。
2023年もVaundyの快進撃は続きそうだ。次はどんなクリエイティブが飛び出すのか、若き才能から目が離せない。
注目記事
-
#基礎から練習
やまもとひかる 爆誕!! スラップ・ベースっ子講座
-
#ゼロから学ぶ
きつねASMRと学ぶASMRの始め方
-
#上達のヒント
超学生のネット発アーティスト・サウンド解剖。
-
#ゼロから学ぶ
マンガで楽理を学ぶ!「音楽の公式」
-
#基礎から練習
ボカロPに学ぶ。ボカロ曲の作り方
-
#上達のヒント
宮川麿のDTMお悩み相談室
-
#ゼロから学ぶ
初心者の頼れる味方! はじめての楽器屋さん