企画:Mizuki Sikano(plug+編集部)、design:suco、Art by Rella © CFM
2023年8月31日に16歳を迎える初音ミク。発売してから16年の間に、初音ミクはどのようにクリエイターを刺激し、ボカロの文化を発展させてきたのだろう?
今回はボカロ黎明期や現代で活躍している、ボカロPと歌い手たちにとって大事な初音ミクの思い出曲とその魅力を聞く。
目次
Ayaseの思い出に残る初音ミクが歌う曲は?
Ayase
【Profile】1994年4月4日生まれ、山口県出身。2018年12月にVOCALOID楽曲を投稿開始。切なさと哀愁を帯びたメロディ、考察意欲を掻き立てる歌詞で人気を博し、2019年4月に発表した「ラストリゾート」はYouTube1300万再生突破。2019年11月リリースの初EP「幽霊東京」は即完。ボカロ楽曲を自身が歌唱するセルフカバーにも定評があり、「幽霊東京」は3200万、「夜撫でるメノウ」も5300万再生を突破。ボカロP、YOASOBIのコンポーザーとしての活動に加えさまざまなアーティストへの楽曲提供も手掛ける。
Ayaseの思い出に残る初音ミクが歌うボカロ曲
●最も印象深い曲:羽生まゐご「阿吽のビーツ」へのコメント
単純にめちゃくちゃかっこいいなと思いました。和な空気が最初に印象に残る曲だと思うのですが、個人的にはHIP HOPに通ずるようなタイトでチルなトラックメイクがかっこいいなと思いました。
●ずばり、初音ミクの魅力は?
僕は個人的にミクの声がすごく好きです。調声の自由度も高いし、触ってて楽しいなといつも思っています。
ニコニコ動画で「阿吽のビーツ」を視聴する
「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」とは
「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」は、2007年8月31日に設定年齢16歳の歌声合成ソフトウェアとして誕生した『初音ミク』が、発売されてから16年を経たことを記念に始動したプロジェクト。
作品を創り/楽しみ/愛してくれるすべてのクリエイターと一緒に、創作文化の未来を育んでいけるような企画を実施するという。
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