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企画:Mizuki Sikano(plug+編集部)、design:suco、Art by Rella © CFM

2023年8月31日に16歳を迎える初音ミク。発売してから16年の間に、初音ミクはどのようにクリエイターを刺激し、ボカロの文化を発展させてきたのだろう?

 

今回はボカロ黎明期や現代で活躍している、ボカロPと歌い手たちにとって大事な初音ミクの思い出曲とその魅力を聞く。

いよわの思い出に残る初音ミクが歌う曲は?

いよわ

【Profile】2018年よりボカロPとして活動開始。ボカコレ2022秋では「熱異常」が1位を獲得し、上位常連者として注目を集めている。コード感や予定調和を避けるような展開に独自性が光る。

いよわの思い出に残る初音ミクが歌うボカロ曲

はるまきごはん「ドリームレス・ドリームス」

syudou「ビターチョコデコレーション」

n-buna「白ゆき」

●最も印象深い曲:n-buna「白ゆき」へのコメント

どこかダウナーで物静かな初音ミクの歌声、サビのドラマチックな転調とともに綴られる詞などに心を揺さぶられました。モチーフとして語られている童話・白雪姫からのエッセンスの溶かし込み方が鮮やかで、投稿当時から尊敬し続けている楽曲の一つです。楽曲後半のMVの仕掛けに感動したのも強く覚えています。

ずばり、初音ミクの魅力は?

あらゆる表現スタイルを認めてくれることだと思います。どんなジャンルの音楽でも、初音ミクの歌声が乗ればそこに「ミクが歌う曲」という属性が付与されて、彼女のファンに受け入れられやすくなる。それによって、初音ミクを取り巻くシーンがより多彩で様々な起源を持ちながら発展していったと感じています。



ニコニコ動画で「白ゆき」を視聴する

「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」とは

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Art by Rella © CFM

「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」は、2007年8月31日に設定年齢16歳の歌声合成ソフトウェアとして誕生した『初音ミク』が、発売されてから16年を経たことを記念に始動したプロジェクト。

作品を創り/楽しみ/愛してくれるすべてのクリエイターと一緒に、創作文化の未来を育んでいけるような企画を実施するという。

■公式サイト:https://piapro.net/miku16thbd/

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