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企画：Mizuki Sikano（plug+編集部）、design：suco、Art by Rella © CFM
2023年8月31日に16歳を迎える初音ミク。発売してから16年の間に、初音ミクはどのようにクリエイターを刺激し、ボカロの文化を発展させてきたのだろう？
今回はボカロ黎明期や現代で活躍している、ボカロPと歌い手たちにとって大事な初音ミクの思い出曲とその魅力を聞く。
目次
sasakure.UKの思い出に残る初音ミクが歌う曲は？
sasakure.UK
【Profile】ささくれPとも呼ばれる、ボカロP。2007年ボカロ黎明期より活動を開始し、チップチューン・サウンドとSF的な世界観の曲が持ち味。「＊ハロー、プラネット。」などが代表曲。
sasakure.UKの思い出に残る初音ミクが歌うボカロ曲
●最も印象深い曲：OSTER project「恋スルVOC@LOID」へのコメント
僕が初めて聞いた初音ミク楽曲が「恋スルVOC@LOID」です。“歌というのはヒトが主人公である必要がないんだ” 、と気付かせてくれたこの曲。後に「終末シリーズ」と呼ばれる僕の楽曲の着想のヒントになりました。
元々muzie（編註：現在サービス終了している音楽投稿サイト）へのインスト投稿時代から好きだったOSTERさんでしたが、新曲に刻まれた“初音ミク”の文字を見てボーカロイドの可能性に熱くなったのを覚えています。 ちなみに僕はパラメーターをいじりすぎる傾向があります。ﾐｸﾁｬﾝｺﾞﾒﾝﾈ……
●ずばり、初音ミクの魅力は？
どんな作品も受け入れてくれる、どんなクリエイターの要望にも応えてくれる初音ミクの在り方が素敵です。魔法みたい。魔法……いや本当に魔法なのか……？魔法を信じていてもいいですか……？ これからも“サヨナラ”と“初めまして”のスキマを繋ぐように歌っていてください。 あとはこのぷらぷらで、8月31日に公開される僕のインタビューを見てみてね。
※露骨な宣伝
ニコニコ動画で「恋スルVOC@LOID」を視聴する
「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」とは
「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」は、2007年8月31日に設定年齢16歳の歌声合成ソフトウェアとして誕生した『初音ミク』が、発売されてから16年を経たことを記念に始動したプロジェクト。
作品を創り／楽しみ／愛してくれるすべてのクリエイターと一緒に、創作文化の未来を育んでいけるような企画を実施するという。
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