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企画:Mizuki Sikano(plug+編集部)、design:suco、Art by Rella © CFM

2023年8月31日に16歳を迎える初音ミク。発売してから16年の間に、初音ミクはどのようにクリエイターを刺激し、ボカロの文化を発展させてきたのだろう?

 

今回はボカロ黎明期や現代で活躍している、ボカロPと歌い手たちにとって大事な初音ミクの思い出曲とその魅力を聞く。

ツミキの思い出に残る初音ミクが歌う曲は?

ツミキ

【Profile】2017年からボカロPとして活動開始。ソロとしての活動だけでなく、みきまりあ(ぷらそにか)とのユニット・NOMELON NOLEMONとしても活動している。

ツミキの思い出に残る初音ミクが歌うボカロ曲

藤堂夜宵「1925」

wowaka「裏表ラバーズ」

ジミーサムP「from Y to Y」

●最も印象深い曲:藤堂夜宵「1925」へのコメント

小学生のころによく聴いていました。ボーカロイドならではの無機質な色気というか、ミステリアスな聴こえ方に魅了されました。

歌詞については、同音異義語を用いた言葉遊びがとにかく秀逸です。1925年の時代背景と照らし合わせて聴くとまた味わい深い楽曲。色んな発見があるので、歌詞をじっくり読んでいただきたい一曲です。

ずばり、初音ミクの魅力は?

ある種、音楽をナレーションするような聴き心地に魅力を感じます。

歌の表情でリードするのではなく、コンポーザーが描いた音符と文字だけに焦点が当たるので、歌詞に対して色んな表情を当てて想像しながら聴けるというのは、無機質な歌声でしか成せない表現だと感じます。これからも歌っていただきます。



ニコニコ動画で「1925」を視聴する

「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」とは

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Art by Rella © CFM

「初音ミク Happy 16th Birthday –Dear Creators-」は、2007年8月31日に設定年齢16歳の歌声合成ソフトウェアとして誕生した『初音ミク』が、発売されてから16年を経たことを記念に始動したプロジェクト。

作品を創り/楽しみ/愛してくれるすべてのクリエイターと一緒に、創作文化の未来を育んでいけるような企画を実施するという。

■公式サイト:https://piapro.net/miku16thbd/

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