Text:plug+(ぷらぷら)編集部
OneVRにスマホ特化型プランが登場
OneVRは、ブラウザ利用が可能なメタバース(インターネット上の仮想空間)制作サービス。メタバースではアバターと呼ばれる自分の分身を介し、仮想空間でさまざまな体験をすることができる。
今回リリースの「超スマホ向けプラン」ではアプリ不要、ログイン不要でスマホ、PC、VRゴーグルに対応していた従来の形に加え、スマホに特化した機能を埋め込んだプランとなる。専用デバイスが不必要なので気軽にスマホでログインでき、機能やグラフィック性能もPCブラウザ向けメタバースに迫るほどにパワー・アップしたアップデートとなる。
スマホ向けに追加された3つの新機能
①サイト埋め込み機能
メタバース内にいながら、埋め込まれたWebサイトをその場で閲覧するなどの活用が可能な機能。従来のスマホ向けブラウザ型メタバースのような、表示されているWebサイトや動画を視聴する際に別のタブでページを開き直すことが不要となり、その場で閲覧が可能に。
またメタバース空間内で複数の動画を配置し、再生することもできる。これによりメタバースから離脱する必要もなくなり、さらなる没入感を味わうことができる。
②Bloom/PBR機能
スマホのブラウザでも豊かな質感を表現することができるように、Bloom (光がにじみ出る)表現、金属の質感や水の反射表現、影の表現を追加。従来のグラフィックの平坦な印象を打ち消し、リッチな見栄えを追求することができる。
③クロマキー機能
グリーン・バックで撮影した映像の背景を透過させる、クロマキー機能。まるでメタバース空間内に本人が直接現れたかのような臨場感のある演出を行うことがきる。画面共有でクロマキー映像を投影することで、リアル・タイムの配信も可能になり、ゲストの魅力をメタバース空間内でも最大限に生かすことができる。
メインの3つのアップデートのほかに「インタラクティブ機能」も追加。何かをタップするとオブジェクトが出現したり、アニメーションが発動する。これを応用し、宝探しゲームや脱出ゲームを実施することも可能。
OneVR活用イベント
OneVRはこれまでにさまざまなメタバース制作を行ってきた。昨年には『プログラミングスタジアム』というVRイベントを実施。応募者が与えられた課題に沿って制作したプログラミング作品をサッカー・スタジアムを模した展示仮想空間に配置し、各専門家の視点で審査するというVRコンテストだ。
展示作品とともにBGMを設定し、空間内でも場所ごとに雰囲気を変え、仮想空間の“楽しさ”を高めることができる。サッカー・スタジアムということでPK戦をプレイできたり、アバターの着替えも可能。
メタバースを活用したVRライブやイベント、ゲームは世界中で今日もなお、目まぐるしくリリースされている。音楽クリエイターの皆さまも、リアルでは実施不可能な演出を可能にする、VR◯◯(まるまる)を検討してみてはいかがでしょうか!
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