文:鹿野水月(plug+編集部)
この記事は、3歳で1998年第2回のフジロック@豊洲にベビーカー参戦し、その後も何度もフジロックに参加している、plug+(ぷらぷら)編集部のプロデューサー鹿野水月による、フジロック初心者向け準備マニュアルです。
目次
【フジロック初心者向け】準備マニュアル

こんにちは、plug+(ぷらぷら)編集部のプロデューサーをしている30歳独身女性の、鹿野水月(しかの・みづき)です。
フジロック初参戦は、1998年の第2回豊洲で開催されたとき。筆者の母親はチャレンジャーですね。ベビーカーに優雅に乗り、ホスピタリティあふれる母親のサポートを受けての3歳でのデビュー戦でした。その後も今日まで何度も参戦しているので、筆者はベテランと言っても良いのではないでしょうか。
ちなみに、これがフジロック第2回目のラインナップ。3歳でプロディジーとプライマル・スクリームは、渋いですね。
話を戻しまして、筆者は基本的にこれまで経験者に同行してもらってました。個人的意見ですが、できれば最初は2人以上で参戦する方が心持ち良いし、良い思い出ができると思います。せっかくフジロックは旅行感覚で楽しめるフェスなので! でも、①チケット購入、②新幹線に乗りJR越後湯沢駅へ、③オフィシャルのシャトルバスに乗る、の3ステップで参戦可能なので日帰りでのソロ参戦もありです。
※ただその場合、大トリを見ると最終の新幹線に間に合わないので、早めに宿泊先を確保しておくか、バスツアーの予約をしておくのがおすすめです(始発待ちをしつつ会場でDJを楽しんだりもできます)
この記事では、フジロック未経験者に向けて、フジロックの楽しみ方をご紹介していこうと思います。


フジロック参戦のための注意事項と手順
①3日間通しで参戦するならば、1月末の早期割引チケットを申し込む
これはもう絶対に3日間の参加を決めているならば欠かせない行事になります。3日間行くことを決めているならば、ウェブでの抽選受付も、その後のFRF オフィシャルショップ・岩盤での整理券配布による店頭販売どちらもチェックしておくのがおすすめです!
②チケットを買おう
日帰り参加にするか、連日参加にするかをこのタイミングで決めておきましょう。また、あらゆる3日通し券は売り切れやすいので、早めの購入がおすすめ。連日参加する場合は、この後宿泊先を確保する必要があります。キャンプをする場合は、入場チケットに加えて、キャンプ・サイトのチケット、(必要に応じて)駐車場のチケットを購入する必要があります。
ちなみに、1日券は朝9時から翌朝の5時まで会場で遊べるので、1日券でも会場を追い出されて路頭に迷うなんてことはありません。
③ホテルを予約 or フジロックでキャンプ
フジロックの会場にはキャンプ・サイトがあります。キャンプ・グッズを持参すればキャンプができますが(テントのみレンタル有り)、傾斜がある地面であること、高確率で雨が降ってきたことを考えると、キャンプ初心者の方は宿泊先を別途用意する方がいいかもしれません。でも、雨対策さえバッチリできれば、会場へのアクセスの良いキャンプ・サイトはとても良いです。

私がフジロックに参加する際は、日帰り(オールで参加し、始発で帰宅)か宿を予約するようにしています。宿を予約する場合は、一人用の部屋が少ないので、2人以上で予約すれば宿泊代を多少抑えられるでしょう。

④交通手段を決める
越後湯沢駅まで新幹線で移動するか、駐車場を予約して車で向かうか、オフィシャルのバスツアーを予約する3つの手段から選びましょう。この中だと、車はとても便利です。
⑤チケットを発券しておく
これは実際に私がやってしまったミスです。インターネット上でのカード決済で購入したチケットをコンビニで発券しそびれていたことを、フジロックの入場ゲートでボケッと気付いたことがあります。チケットを発券するのを忘れないでください! ただ、チケットの受取方法で「配送」を選ぶと、リストバンドを事前に発送してもらえるそうです。便利ですね。
フジロック参戦のための服装と必要な持ち物
防水と軽量と足の裏の負担軽減がポイント
雨がっぱさえきちんと持参できれば、服装は何でも良いと思います。筆者は以下の写真のような服装で参加しました。ランニングウェア・ブランドのTシャツやオールインワン、ズボンは、軽量かつ通気性と速乾性に優れており、川遊びもしやすいです。
靴は何でも良いですが、防水の観点で長靴とサンダル(ビーチサンダルを除く)を両方持参するのをおすすめします。ただ、サンダルを履いているときは指を怪我しないように注意が必要ですし、長靴の場合は足の裏の負担を軽減する中敷を必ず入れておきましょう。フジロックは1日60,000歩のハイキング・イベントですから、ちょっと高い中敷の導入は、フジロックそのものの満足度をアップさせてくれること間違いなし。中敷を制するもの、フジロックを制す、です。



フジロック参戦用・持ち物リスト

まず日帰りならばリュック要りません。三日間参加する場合は、30Lのリュックサックがおすすめです。二日間の場合は、リュック一つで大丈夫かと思います。
1アウトドアチェア(会場に座れるところはありません)
2モバイル・バッテリー(炎天下ではスマホの充電がなくなりやすいです)
3雨がっぱ(防水スプレーをかけたものを持参すると汚れも付きづらくなります)
4発券したチケットとリストバンド(絶対に忘れないように)
5寒くなったとき用の軽量ウィンドブレーカーやカーディガン(雨とか降った夜は普通に凍えます)
6日焼け止め、虫刺され防止スプレー、帽子、サングラス(お肌を大切に)
7首に巻けるタオルと着替え(靴下、パンツを忘れると辛いですよ)
8防水財布〜現金と保険証orマイナンバーカード(万が一に備える)
9防水のポシェット(会場に持って行くバッグです、雨具などを引っ掛けられるデザインだとgood)
10風邪薬、サプリメント、絆創膏、ウェットティッシュ(風邪と怪我は予防が大事)
以上が必要なものでしょう。
あとは私が個人的に持って行くと便利だったり、楽しかった物たちは、
・しゃぼん玉(近くを歩く子供と酔っ払った大人に喜ばれます)
・小さい水鉄砲(川遊びに彩りを)
・携帯用ライト(キャンプグッズで首にかけられるものが便利)
・ビニール袋を何枚か(汚れ物を入れる)
・マッサージガン(宿に帰ってきてふくらはぎを癒せます)
・ピップマグネループ(アラサー以上には本当におすすめです)
・軽食になるおやつ(グミは3種類くらいあると安心)
です。
フジロックの公式アプリ
自分好みのタイムテーブルを設定し、通知などを受けとれるフジロックの公式アプリがあるとのこと。場内規制や注意事項など、快適に過ごすための情報を当日リアルタイムで受け取れるので便利そうですね。

いろいろ書きましたが、日帰りならば意外と思いつきで行ってしまっても大丈夫のような気がします。雨具とスマホだけは必ず持って行ってください。行きたいなぁと思って行けていない方は、ぜひ一回勢いで1日券を買って行っちゃいましょう!
『フジロックフェスティバル ’25』開催概要

開催期間:2025年7月25日(金)~7月27日(日)
場所:新潟県湯沢町苗場スキー場
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
オフィシャルWebサイト:https://www.fujirockfestival.com/
■一般発売チケット
販売期間:5月16日(金)~
チケット価格:3日通し券 59,000円、1日券 25,000円、金曜ナイト券 16,000円、アンダー22 1日券 18,000円、アンダー 17 1日券 9,000円
※アンダー 17チケットは完売
※金曜ナイト券は7月25日(金)18:00以降~翌朝5:00まで有効、数量限定販売
※アンダー22 1日券は16歳以上〜2025年7月27日までに満22歳以下が対象(要写真付き身分証)、数量限定販売
※アンダー17 1日券は16歳以上〜2025年7月27日までに満17歳以下が対象(要写真付き身分証)、数量限定販売
※2025年7月27日までに満15歳以下の人は保護者同伴に限り入場無料、要写真付き身分証
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