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Text:plug+(ぷらぷら)編集部 Movie:熊谷和樹 [PR]

AI技術搭載歌声合成ソフト=Synthesizer Vの使い方を紹介してもらう。これを読んでSynthesizer Vでの調声を学ぼう!

Synthesizer Vのブレス分離トラックをどう使う?

今回の講師:江夏正晃先生

 こんにちは、JSPA(日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ)理事で、音楽家、DJ、エンジニアをしている江夏正晃です。今日はメインの歌のトラックとブレス分離トラックのミックス方法をお教えしたいと思います!

 江夏先生が教えてくれるSynthesizer Vの使い方はこれが最後! 前回制作したブレス分離トラックの使い道、ミックスの方法を学んでいきましょう!

Synthesizer V ブレス分離トラックのミックス方法!

 “アスピレーション(気音)”が含まれたブレス分離トラックを作成手順は、前回の記事を参考にしてください! DAW上に、メインの歌のトラックとブレス分離トラックの2つを用意した状態です。

メインの歌のトラックとブレス分離トラック

 試しにブレス分離トラックだけ聴いてみると“変な音だな”と思うかもしれませんが、オケと合わせて聴いてみると、このブレス分離トラックのボリュームを上げた方が言葉が聴き取りやすく、歌としての表現力もアップします。動画では、歌詞の言葉のアタック部分をサポートするために上げたり、逆に言葉尻のところは余韻の減衰に合わせて下げたりしてミックスしています。詳しくは動画を見てみてください!

 江夏先生によると、このブレス分離トラックにオートメーションを描くとより人間的なニュアンスを再現できるそうです。もっと生々しい声にして調声をやり込みたいボカロPの方々におすすめの機能です!

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