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文・写真:plug+編集部

e☆イヤホンが主催するポータブル・オーディオのイベント「ポタフェス 2022冬 秋葉原」が開催。3年ぶりで、久々の東京・ベルサール秋葉原での開催とあって、多くの来場者で賑わっていた。plug+編集部もDAY02に訪問。会場の様子をレポートで振り返ってみよう。

会場になったベルサール秋葉原は、イベント看板とAUDIO-TECHNICAブースの、大きなヘッドホンのゲートが際立つエントランス。入場すると、多くの来場者が各々目当てのブースを巡っていた。

入場の際に、主催のe☆イヤホン広報スタッフから、イベントの趣旨を聞くことができた。

「3年ぶりの開催とあって、多くの来場者が開会前から列を作っていました。従来は、オーディオ・ファンが製品チェックをするための場として注目されていましたが、コロナ渦でのリモート会議など、イヤホン、ヘッドホンやマイクと接する機会が増えて、より幅広い層のお客さまに注目をいただいています。


さらにデジタル・オーディオを“より良い音で聞くこと”に関心が高まってきているため、それを確かめたい目的を持って来場されており、各社もそんなニーズに合わせた製品をリリースしていますね」とのことだ。

plug+は、DTMなどのデジタル・オーディオ、ネットで音楽に親しむ層に向けたメディアということもあり、音のこだわりへの気運が高まっているという話題には、興味津々である。

早速、会場を巡ってみると……1Fエントランスではポータブル・オーディオ関連製品の展示をテーマに、AUDIO-TECHNICA、SONY、JBL、SHUREなどのメーカーが出展し、熱心に視聴を楽しむユーザーの姿が見受けれられた。その中で、SHOKZ (旧AfterShokz)は、骨伝導イヤホンに本格的なマイクを組合せた製品を展示。リモートワーク需要の高まりを感じさせる存在であった。

1F奥には会場を盛り上げるイベント・ステージ(イベント・アンバサダーのピエール中野さんや愛内里菜さんが出演)。さらに、e☆イヤホンによる恒例の展示即売ブースがあり、常時列が耐えない盛況を見せていた。

脇のエスカレーターにより1つ下のB1Fに移動してみると、ところ狭しとさまざまなメーカーがブースを並べる。


出店メーカーの大まかな傾向としては、イヤホンのドライバー(編註:音を鳴らす部分)に新技術を適用した製品、 プロダクトをよりコアな世界観で演出するデザイン性の高い製品、高品位で着脱/カスタムできるイヤホン・ケーブル、自身の耳に合わせオーダーメイドできるイアーポッド制作サービス、さらにデジタル・オーディオを高品質に変換できるDACプレイヤーなど、音の入口から出口までをさまざまな視点で向上させる製品が展示されていた。

各ブースには視聴待ちの列もあったり、この会場で自分の音に出会いたいユーザーの熱い視線が集まっていた。また、出店側も対面で、来場者との対話ができるとあって、製品説明により熱が入っている様子であった。

2Fへ移動すると、イヤホン・メーカーとしては老舗もしくは、中堅どころといった企業のブースが並ぶ。また、プロオーディオ関連製品としてなじみのあるMACKIE.、RODEなどのメーカーが、新規分野としてヘッドホン製品やBluetooth対応製品を出品したり、冒頭でも述べた通り、多くのメーカーが新たなニーズに向けて商品展開を行っていた。

いま、動画サイトなどで話題のASMRですが、ASMR専用のイヤホンCOTSUBU for ASMRを試聴してみました。

・通常版COTSUBUに比べると音がしっとりしていて、睡眠導入としてASMRを聞く人にぴったり
・パープルカラーがおしゃれで普段使いにもGOOD!
・手に取りやすい価格帯(7,480円)

ぜひ、興味ある人は、サイトでもチェックしてみてください!
https://final-inc.com/products/cotsubu-asmr_ag

plug+「ASMR特集」をチェック!


出展メーカーの多くは、大手ネット通販サイトやオーディオ・レビューサイトで話題のメーカーばかり。各社がフルラインナップで製品を展示していたり、普段試すには場所が限られている上級ラインの製品を展示していたりと、自分が気になっている製品を試すだけでも一日かかるほど膨大な製品と接する機会になったので、ポータブル・オーディオの魅力にどっぷりとハマった一日になった。

当日のイベントや製品ブースの様子は、ポタフェスの公式Twitterのタイムラインや”#ポタフェス“などを、ぜひ覗いてみてほしい!

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