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“週間ボカロ曲”まとめ通信 2023年6月2日〜6月9日（メガテラ・ゼロ／アメリカ民謡研究会／晴いちばん）

2023.06.9 UP

Text：Mizuki Sikano　※メイン画像引用元：YouTubeサムネイル（リンクは文末に）

今週よく聴かれた最新ボカロ（広義）曲を３つお送りします。紹介するのは、2023年6月2日〜6月9日の1週間でニコニコ動画、YouTubeなどの動画プラットフォーム上に投稿された注目のボカロ曲たち（編集部調べ）です。愛を込めて、毎週通信！

今週リリースでよく聴かれたボカロ曲は？

今週リリースでよく聴かれたボカロ曲は？

plug+（ぷらぷら）編集部のMizuki Sikanoです。今週リリースされた最新のボカロ曲を、紹介していきます！

plug+では、『超ボカニコ2023 Supported by 東武トップツアーズ』に出演したボカロPたちのインタビューを続々更新中！チェックしてみてください。

メガテラ・ゼロ「I no rockstar feat. 夢ノ結唱 ROSE」

Roseliaのボーカルで軽やかなポップチューンを展開

『BanG Dream!（バンドリ！）』のRoseliaのVo.相羽あいな（CV.湊友希那）の声を元に作られたAIボーカルが自然に歌い上げるポップチューン。軽やかなハイハット、ゆるやかなテンポのビート、カラフルなシンセに元気をもらえる。

晴いちばん「カッティングパイ / 鳴花ヒメ」

明るく低重心で洋楽エレクトロニックを思わせる音作り

チップチューンのようなシンセや細かく打たれたパーカッションなどからは明るくて元気な印象を抱くが、ファットなベース、サブベースにより重心を落として軽過ぎないバランスに仕上げている。洋楽のエレクトロニックで聴けるような、リキッド系のFX使いなども聴いていて楽しい。

アメリカ民謡研究会「たったひとつのずっとなかよし。」

浮遊館のあるサウンド×M/S処理で幻想的な世界を構築

センターで鳴るベースが音場の大部分を占めており、サイドから浮遊感のあるボーカルやシンセが降り注いでくる、幻想的な世界が音で表現されている。ポエトリーリーディングと歌メロの掛け合うような楽曲構成が、歌詞にあるピュアで切ないムードをさらに盛り上げている。

来週もまた来てね！

引用元①：https://youtu.be/A5K413NAOBY
引用元②：https://youtu.be/-_P4vAEF1h8
引用元③：https://youtu.be/UqgjVs3cFj8

プロフィール

Mizuki Sikano／鹿野水月

plug+（ぷらぷら）プロデューサー

ボカロ曲研究家。ライター／DJ／バンドマン／ギャルとしての学生時代を経て、リットーミュージックに新卒入社し、書店営業1年、サウンド＆レコーディングマガジン編集部に3年在籍、2022年からplug+のコンテンツ・ディレクションを担当。ボカロ曲以外に、テクノ、邦ロック、UKロック、UKハウス、北欧ディスコ、フレンチ・ポップを好む雑食。