クラシックギターの演奏スタイルを知ろう
クラシックギターの演奏フォーム
まず、伝統的なクラシックギターの演奏フォームを解説しましょう。足台の上に左足を乗せ、その左足にギターを乗せる形がクラシックギター式のフォームです。ほかにはポピュラーミュージックやボサノヴァで使用されるフォーム、フラメンコの演奏フォームも本記事最後の動画の中で紹介しています。
メロディ弾き
クラシックギターは、弦をはじく場所によってさまざまな音色が出せるのが魅力です。本書の前半では、この「メロディ弾き」を行なっていきます。
伴奏
左手でコード(和音)を押さえ、右手でリズムを刻む弾き方が伴奏の基本となります。コードの弾き方には、コードの音をひとつひとつ鳴らす「アルペジオ」と呼ばれるものがあります。一方、コードの各音を同時にジャカジャカ鳴らす演奏を「ジャカジャカ弾き」や「コードストローク」と呼ばれています。本書の中盤で、コードによる伴奏や、よく使うコードフォームを覚えていきます。
ソロギター
メロディと伴奏を同時に演奏するスタイルを「ソロギター」と言います。ピアノの独奏をイメージするとわかりやすいでしょう。クラシックギターの伝統的なスタイルが、このソロギターによる演奏です。本書の後半はこれらについて解説しています。