弦を弾く複数の方法を知ろう
指で弾く方法はどんなものがある?
アコースティックギターを指で弾く方法は複数あります。はじめての方でも使いやすいのは親指です。次に人差し指もよく使われます。これに中指も交えた3本指で弾く方法はスリーフィンガーと呼ばれ、カントリー系やフォーク系で多く使われます。ボサノヴァ系では薬指も加えた4本指、クラシック・ギターは小指も含めた5本全部を使って演奏することになります。まずは自分の弾きやすい方法で演奏していただいて構いません。指のどの部分で弾くのか、詳しい方法は動画をご覧ください。
ピックを使ったときの弾き方にはどんなものがある?
ピックを使った演奏は、ピックの形状や種類の選定が重要です。まずは中くらいのサイズである、ティアドロップという形状のものをオススメします。おにぎり型やティアドロップより小さいものもありますが、自分の手の大きさに合わせて選んでください。硬さもハード、ミディアム、シンという種別もありますが、最初はミディアムが良いでしょう。
単音弾きとは?
弦を1本ずつ弾いて1音ずつ出していくというのが、単音弾きです。「ギターでできることを知ろう」で触れたアルペジオとの違いは、音を重ねないということです。単音弾きの場合、左手はコードを押さえるのではなく指1〜2本で押さえて1音だけ鳴るようにします。
ピッキングの強さについて
ピックでもフィンガーピッキングでも、ストロークに力を入れすぎてしてしまうと、とても乱雑な音になってしまいます。手首の力を抜いて優しく弾くようにすると良い音が鳴ってくれます。強く弾いた場合と優しく弾いた場合の音の違いを動画で確認してみてください。