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Text:Mizuki Sikano

カリフォルニア州で開催された世界最大級の楽器展示会『NAMM Show 2024』にplug+(ぷらぷら)編集部員が行ってまいりました! 音楽/楽器マニアが毎年大注目しているイベントです。現地の熱気を伝えるVLOG(動画ブログ)とともにお届けします。NAMM Showに始めて行く方には役立つこと間違いなし。

NAMM Showとは何なのか?

 NAMM Showは、世界最大級の楽器展! 世界中から楽器メーカーが集合してブース出展をし、新製品のお披露目をしています。そのためNAMM Showに行くと、世界中の新製品の楽器を誰よりも早く試すことができるという、“楽器オタクしか勝たん……”的なイベントなわけです。

 ちなみに弊社リットーミュージックで参加した社員の約9.9999割が「行ってよかった」とコメントする、満足度の高いイベントです(ぷらぷら編集部員調べ)。

 『NAMM Show 2024』は、カリフォルニア州アナハイムで1月26日(金)〜28日(日)に開催されました。3,000以上のブランドが出展したとのことです。

『NAMM Show 2024』現地の様子

 『NAMM Show 2024』に出展された楽器……も紹介したかったのですが、あまりに無数のブースがあるので、会場全体をサクサク練り歩くVLOGを撮影しました。

 会場のムードを体感いただけると思います!

『NAMM Show 2024』出展ブース3例

 今回自由に会場を回りました! 出展ブースの一部は、plug+(ぷらぷら)編集部のインスタアカウントのストーリーとTikTokで紹介しています。YouTubeで公開したVLOGと合わせてチェックしていただけたら幸いです。

 以下には出展例として、担当の方々にインタビューさせていただいた3つのブースを紹介します。

beyerdynamic

 ドイツのヘッドフォン・メーカーbeyerdynamic。ハンドメイドで丁寧に作られているモニターヘッドフォンやマイクの豊かな音質は、エンジニアなどプロに限らず、さまざまなオーディオ・ファンから人気を集めています。

 今年100周年を迎えるとのことで、beyerdynamicの看板ヘッドフォンであるDT 770 PROのデザインを模してPRO Xという最新シリーズのサウンドを届けるモデル=DT 770 PRO X Limited Editionが2024年春より発売予定とのこと。

 2023年よりCEOに就任したAndreas Rapp氏にインタビューの機会をいただき!お話を聞くと、「今後さらに求めやすい価格で、高品質な製品を届けられるように準備しているので、楽しみにしていてほしい!」とのことでした!

beyerdynamicの100周年記念モデル=DT 770 PRO X Limited Editionを試すために訪れた、スティーヴィー・ワンダー

Dreamtonics

 歌声合成ソフトのSynthesizer Vが展示されていました。新しくスペイン語対応のSarosが展示されていて、編集部員はSarosのステッカーをいただきました! きゅるんとした目の可愛いキャラが描かれたステッカーだったので女声なのかと思ったら、男声テノールで衝撃のイケボ! このしなやかでナチュラルな音には、分かっていても圧倒されます。

Dreamtonics Synthesizer Vのブース
Synthesizer Vの歌声データベースたち。新しくスペイン語対応のSarosが展示

Sennheiser

 Sennheiserから新たに発表されているヘッドフォンHD490 Proは、オープン型で高域の明瞭さとクリアに輪郭を感じるような低域が印象的だったモデル。

 HD490 Proには、Dear RealityのdearVR MIX-SEが同梱されるとのことで、お手軽にバイノーラル環境の音を確認できます。

まとめ

 NAMM Showは初参加でしたが、VLOGでの所感の通り、とんでもなく広い会場と無数の楽器たちに囲まれて圧倒される日々を過ごしました! 世界中の楽器と触れ合える上に、メーカーの皆さんと楽器談義ができて、開発者の方とコミュニケーションと取ったり、ふと横を見ると有名アーティストが歩いていたりする。

 このアナハイムという土地で、どっぷり3日間楽器と触れ合う時間はとても濃密でした……。

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