ピアノの構造と特性を知ろう
強弱をつけて鍵盤を弾いてみましょう
ピアノは鍵盤を弾く強さによって、ささやくような小さな音からびっくりするほど大きな音まで出せる楽器です。また鍵盤を押している時間によって、短い音から長い音まで自由に出せるようにもなっています。さらに、足下のダンパーペダルを使って、鍵盤から指を離してからも発音を持続させることができます。
どれでもかまいませんから、好きな鍵盤を人差し指で強く弾きます。
大きな音がでましたね。
同じ鍵盤を人差し指で弱く弾きます。
小さな音がでましたね。
鍵盤を強く弾いたときには音が大きくなるだけでなく、サウンドが明るく派手になります。逆に、弱く弾いたときには音が小さくなるだけでなく、暗くメロウなサウンドになります。
鍵盤を押す長さを変えて弾いてみましょう
好きな鍵盤を人差し指でポンとはじくように弾きます。
指を離すと同時に発音が終わりましたね。
次は同じ鍵盤を人差し指で押したままにします。
鍵盤を離すまで、徐々に音量が下がりつつ発音が持続します。
ダンパーペダルを踏んで弾いてみましょう
ダンパーペダルを踏んだ状態で好きな鍵盤を弾きます。
鍵盤を押した時間の長さに関係なく、ダンパーペダルから足を離すまで発音が持続しましたね。
ほとんどのピアノに装備されている3本のペダルのうちの、右端にあるのがダンパーペダルです。他の2本のペダルはピアノの種類によって役割が異なります。