ピアノの基本となる音階をドからを覚えよう
鍵盤を眺めてみると2 つのグループが見えてきます
鍵盤をじっくり見渡してください。並び方になんか法則性がありそうに思えませんか?すぐにわかるのは、白い鍵盤(白鍵と呼びます)の間に黒い鍵盤(黒鍵と呼びます)が交互に並んでいるという点でしょう。でも、ところどころに黒鍵が挟まっていない箇所がありますよね。では、この黒鍵が挟まっていない箇所に注目してもう1度よく見直してみると……そうです、“白黒白黒白”の短いグループAと“白黒白黒白黒白”の長いグループBがあることがわかります。そして左右に目をやると、このグループ自体が交互に並んでいることにも気づくでしょう。 では本題に戻って、ドの音の鍵盤はどこにあるかというと、それは短いグループAの左端にあるんです。そして、ピアノの88鍵のうちグループAは7つありますから、ドの音の鍵盤も7つあるというわけです。おっと、左から数えて88番目の鍵盤=右端の鍵盤もドでした。
というわけで、これを加えて、ピアノには8つのドの鍵盤があることになります。
というわけで、これを加えて、ピアノには8つのドの鍵盤があることになります。
短い方のグループの左端の鍵盤、それがドです。
中央のドを弾いてみましょう
鍵盤の左端から数えて4つ目のドが、8つあるドのうちでも最も基本の音となる中央のドになります
中央のドの鍵盤を人差し指で弾いて、音の高さを確認してみましょう
中央のドの鍵盤を人差し指で弾いて、音の高さを確認してみましょう
人差し指でドから右に向かって8つの白鍵を順番に弾いていくと、おなじみのドレミファソラシドのメロディになります。ためしに1〜7つ目のドのすべてでドレミファソラシドを弾いてみましょう。何番目のドから弾き始めるかによって音の高低差は生じますが、メロディ自体は変わりません。
ピアノの鍵盤は右にあるほど高い音になり、発音可能な最も高い音は、右端の鍵盤のドになります。また発音可能な最も低い音は左端の鍵盤のラの音になります。実は、これだけ広い音域(発音可能な音の高低差)を持っているアコースティック楽器はピアノだけなんですよ。