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文:plug+編集部

今年も“SUMMER SONIC 2022”の出演権を懸けた公募オーディション『出れんの!?サマソニ!? 2022』が開催! 一次審査への応募は、公式サイトのフォームから映像/音源をアップロードしたURLなどの必要情報を記入する形で可能になっている。期間は2022年4月19日(火)18時 〜 5月9日(月)16時までなので、ゴールデン・ウィーク中に準備すればまだ間に合う!

『出れんの!?サマソニ!? 2022』とは

基本的には幕張で行われる音楽フェス“SUMMER SONIC 2022”(サマソニ2022)への出演権を懸けたオーディションだが、受賞後にプロモーターのクリエイティブマンが主催する音楽イベントや海外アーティストの来日公演へのブッキングなどのサポートを受けられるほか、音楽配信についてのディストリビューション・サービスを行うThe Orchardを通じて世界への音楽配信を行う権利を得られる。

また今年からソニーミュージックグループ内の音楽プロダクション/マネージメントを行う次世代も参加するとのこと。次世代には、Creepy NutsやバンドのCHAI、Survive Said The Prophet、羊文学、TENDOUJIなどが所属している。

歴代の受賞者(一部)

『出れんの!?サマソニ!? 2022』は2009年に始まり、これまで部門や審査員なども変化してきたため、インディー・ロックや邦ロックからダンス系、ヒップホップに至るまで、かなり幅広い音楽性のアーティストが受賞している。ここでは一部のアーティストを紹介しよう。

2013年:ROTH BART BARON(読み:ロット・バルト・バロン)

(ジョージ・ウィリアムズ賞)
三船雅也(vo、g)を中心に活動するフォーク・ロック・バンド。こだわり抜かれた繊細な音使い、優しく柔らかなムード、浮遊感のある音楽性で人気を博す。蔦谷好位置が2020年の年間1位作品として、5thアルバム『極彩色の祝祭』をTV番組『関ジャム完全燃SHOW』にて選ぶなどでも話題に。

2014年:DATS(読み:ダッツ)

(クリマン賞)
トラック・メイクを手掛けるMONJOE(Vo/Syn)を中心に2013年に結成されたバンド。電子音のビートにロックなセンスを合わせたり、エレクトロやローファイ・ヒップホップ、R&Bなどの要素も感じる多彩なサウンドが持ち味。MONJOEは、向井太一、雨のパレード、AAAMYYYなどへの楽曲提供やアレンジ、リミックス、コラボレーションなども行っている。

2015年:Cö shu Nie(読み:コシュニエ)

(寺岡呼人賞)
作詞/作曲を行い、バンドのプロデューサー的立ち位置でカリスマ性を発揮する中村未来(vo、prog、g、k)を中心に、現在は松本駿介(b)とともにユニットとして活動する大阪出身のバンド。ストリングスなど効果的に用いたドラマチックな楽曲構成とサウンド・デザインが持ち味。ちなみに楽曲制作のデモは、中村がDAWのAVID ProToolsに打ち込んで作っている。

2015年:ヤバイTシャツ屋さん

(大谷ノブ彦賞)
3ピース・ロック・バンド。楽しく楽観的な歌詞とギター・ロックが持ち味で、「ハッピーウェディング前ソング」などは多くのYouTuberがダンス動画に使うなどで話題になった。

2017年:Dos Monos(読み:ドス・モノス)

(SPACE ODD賞)
東京を拠点に活動する3人組ヒップホップ・グループ。全楽曲はラッパー/ビート・メイカーの荘子itが手掛けている。Webサイトサンレコに掲載されたインタビューによると、DATSのMONJOEと荘子itはバンドを組んでいたとのこと。

2018年:秋山黄色

(JUNGLE STAGE)
1996年生まれのシンガー・ソングライター。2018年に発表した楽曲「やさぐれカイドー」や「猿上がりシティーポップ」がSpotifyバイラルチャート上位にランク・インし、ネット上で頭角を表した。

2019年:Johnnivan(読み:ジョニバン)

(SONIC STAGE)
日本、アメリカ、韓国のメンバー、Johnathan Sullivan(vo)、Shogo Takatsu(k)、Junsoo Lee(g)Kento Yoshida(b)、Yusaku Nakano(ds)からなる多国籍バンド。生楽器によるダンス・ミュージックでありながら、フレーズやコードの進み方が予測不能なため独創的なサウンド・スケープを描いている。

2019年:Kroi(読み:クロイ)

(BEACH STAGE)
R&B/ファンク/ソウル/ロック/ヒップホップなど、あらゆる音楽性のミクスチャー・サウンドをコンセプトにする5人組バンド。グルービーなリズムにやや複雑な響きの上モノが絡むが、キャッチーなボーカル・メロディが全体的にノリの良いムードを演出している。

『出れんの!?サマソニ!? 2022』応募資格

『出れんの!?サマソニ!? 2022』は間口が広い。楽曲はオリジナルでもカバーでも応募が可能で、ジャンルや演奏形態も問わない。そのため、自身で作曲をしないバンドマンやシンガー・ソングライターや、DTMを行いソロで活動しているトラック・メイカー、ビート・メイカー、ボカロPなども参加できるだろう。
■年齢制限無し
■ジャンル/演奏形態は不問
■最終ライブ審査(7月4日月曜日@東京・代官山SPACE ODD)、SUMMER SONIC本番(8月20日土曜日、21日日曜日@ZOZOマリンスタジアム、幕張メッセ)、いずれの日程でも参加可能な人

『出れんの!?サマソニ!? 2022』募集要項

■募集期間(一次審査):4月19日(火)18時〜5月9日(月)16時まで
■二次審査(東京):5月27日(金)、5月28日(土)、5月29日(日)
■二次審査(大阪):6月11日(土)、6月12日(日)
※いずれも一般投票ならび選考員によるスタジオ審査
■最終審査:7月4日(月)@東京・代官山SPACE ODD
※一般客の入場不可
■本番:8月20日(土)、21日(日)@ZOZOマリンスタジアム、幕張メッセ
■コンテスト・ページ:https://www.summersonic.com/audition/

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