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2)ピックを使ったソロ・ギターに挑戦!

いよいよ実践篇に突入です。
ソロ・ギターはフィンガーピッキングで弾くのが主流ですが、
おそらく多くの皆さんはピックで弾くことのほうが馴れていると思うので、
まずはピックで弾くソロ・ギターから練習してみましょう。


基礎トレーニング

まずは、ソロ・ギターの基本スタイルである“ルート音やコードを弾きながらメロディも弾く” という動きがどういうものなのかを理解していきましょう。


① ルート音+メロディ

最初は開放弦でルート音を鳴らしたまま、メロディを弾く練習です。 譜例では、1小節目(写真①②)、2小節目ともに5弦の開放を鳴らしたままの状態なので、左手の指や右手のピックで5弦に触れてしまわないように気をつけましょう。 なおタブ譜の上についている記号は“?€”がダウン・ピッキング、“V”がアップ・ピッキングを表わしています。

対応音源を聴く

ルート音+メロディ

ルート音+メロディ


② コード+メロディ

続いてはコードを鳴らしたまま小指などを動かして、メロディの音を弾いていく練習です。

譜面①は、スタンダードなCのコード・ フォームです(写真①)。2拍目の譜面②では、Cフォームのまま、小指を足して押弦します(写真②)。

この時もメロディ以外の、伸ばしておく音が途切れてしまわないように、左手はしっかり押さえておきましょう。

対応音源を聴く

コード+メロディ

コード+メロディ


③ コード+アルペジオ

基礎トレーニングの最後は、コードとメロディを弾き、さらにバッキングをアルペジオで弾いていきます。 譜例①はAmコードです。まずはオーソドックスなフォームで押弦し(写真③)、譜例②の2拍目のタイミングで小指を足して1弦を鳴らします(写真④)。
ソロ・ギターではこのパターンは非常によく出てくるので、ここでしっかり練習しておきましょう。

対応音源を聴く

コード+アルペジオ

コード+アルペジオ

このセミナーはムック『DVD&CDでよくわかる! はじめてのソロ・ギター』の内容を抜粋したものです。
より幅広い知識を得たい方は、ぜひ本書をごらんください。
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