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2)タブ譜って何だ?

“タブ譜(TAB譜)”とは、ギター専用の譜面のこと。
譜面と聞くと“読むのが大変!”と思いがちだけど、 タブ譜はギターの指板を図にしたような、誰にでもわかりやすいものなんです!


譜面の種類

五線譜

▲音楽の授業でもお馴染みの譜面が五線譜。五本の線(+加線)を軸に、音符を使って音の高さや長さを表わします。

タブ譜

▲6本の線でギターの弦を表わしたのがタブ譜。その線上に数字を書き、何弦の何フレットを押さえるのかを示します。

一般的なギター譜

▲ギター雑誌やスコア・ブックなどで一般的に用いられているのが、五線譜とタブ譜をセットにしたギター譜。二段とも同じ内容を表わします。

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タブ譜の見方

タブ譜の見方

ギターを構えて、ネックをのぞき込んだ状態の指板を譜面化したのがタブ譜。6本ある線は上から1弦、2弦、3弦……と各弦を表わしていて、各線の上に書かれた数字は、何フレットを押さえるのかを示しています。右図ならば、5弦3フレット→4弦5フレット→3弦5フレットを押さえていく、ということになるんだ。

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フレットの押さえ方

チューナーにつなげる

フレットの押さえ方を確認しよう。例えば3フレットを押さえるならば、3番目のフレットの真上を押さえるのではなく、3フレットよりナット側、つまり2フレットと3フレットの間を押さえよう。フレットの真上はNGだ。キレイに音を鳴らすコツもあって、それはなるべく鳴らしたいフレットの近く、ブリッジ寄りの位置で押さえるということ。この場合ならば3フレット寄りだね。ナット寄り(2フレット寄り)だと音がキレイに鳴らないので気をつけよう。

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タブ譜を見ながらドレミを弾こう!

ギターで弾く内容を簡単に読み解けるタブ譜を見て、“ドレミファソラシド”を弾いてみよう!

●とにかくタブ譜を追いかけてみよう

タブ譜
ネック

さあ、タブ譜で“ドレミ~”に挑戦だ。取りあえず、弦を押さえる左指はなんでもOK(人差指か中指の1本指が楽チンだぞ)! まずはタブ譜を読むことに集中しよう。最初の“C”は上から5本目の線に“3”とあるから5弦3フレット、次の“D”は4本目の線の“0”だから4弦開放……といった要領で、“ドレミ~”の音階を感じながら押さえてみよう。


●弦を押さえる指を決めて弾く

タブ譜
ネック

次に、どの音を何の指で押さえるか決めて弾いてみよう。上の譜面では、1フレット=人差指、2フレット=中指、3フレット=薬指で押さえるという要領ですね。最初は難しいけれど、慣れてくれば指1本よりも確実でスムーズに弾けるようになるぞ。焦らずに取り組もう!

このセミナーはムック『DVD&CDでよくわかる! はじめてのエレキ・ギター』の内容を抜粋したものです。
より幅広い知識を得たい方は、ぜひ本書をごらんください。
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