講師・出演:マチーデフ 声の出演:イグロヒデアキ
人形操演:山田はるか
動画撮影:熊谷和樹 動画編集:Shiori Saito
ラッパー『マチーデフ』とのラップ修行を始めた、ラップがやりたい男の子『マイクボーイ』。気持ちいいラップを作るには韻が大事と習った前回に続き、さらに韻がたくさん思いつけるように、今回は「韻の発想をひろげるコツ」を学ぶようです。
二人の掛け合いと実践を交えながら、一緒に韻を発想していきましょう。
韻の発想を広げるテクニック
①音を増やして韻を発想する
前回「マイク」で韻を踏みたい時、母音の並び「あいう【a,i,u】」をキープしたまま適当な言葉を発して韻を探す方法を教えたけど、今回はそれの発展形を教えていきます。まずは《音を増やして発想する》というやり方。
お、音を増やす!?
たとえば「マイク」で韻を踏みたかったら母音の並び「あいう【a,i,u】」の手前に何か音を足して「うあいう(u,a,i,u)」とか「おあいう(o,a,i,u)」という母音の並びで適当な言葉を発して韻を探してみる。
むーん、ピンとこないけど、とりあえずやってみますね〜
「おあいう、おらいう、ろあいぶ・・・ドライブ!」
そう!うまく、出ましたね!
②語尾に「ん」や「ー(伸ばし棒)」を付けて発想する
韻の脳みそ開拓されてきた??
されてきましたね〜、韻脳!
じゃあ続いては、手前じゃなくて後ろ、語尾に音を増やして発想するやり方も学んでいきましょう!
ラップ初級レッスン04「韻の発想を広げるテクニック」のまとめ
1韻が踏める言葉を発想してて行き詰まったら、手前に音を足して考えてみる
2語尾に「ん」や「ー(伸ばし棒)」を付けて発想してもOK
3手前に「音を足す」&語尾に「ん」や「ー」を付けた《合わせ技》で発想するのもアリ!
ちなみに、動画で説明できなかったけど「バイブス」とかも“ブ”にアクセントを置いて“ス”を無声音で発音すれば「マイク」と韻が踏めたり。色んな工夫をする事で韻は無数に発想できるんだ。
普段聴いてる曲も、ラッパーがどう韻を踏んでるかに注目しながら改めて聴いてみると新しい発見や気付きがあるかもよ!
よし!さらに韻脳を開拓していくぞ~!
次回も韻を発想するコツを学んでいきます!
「マチーデフ ラップ講座初級」記事一覧
-
#基礎から練習
ラップ初級レッスン01:言葉でリズムを刻む
-
#基礎から練習
ラップ初級レッスン03:韻を踏むとは?
-
#基礎から練習
ラップ初級レッスン04:韻の発想を広げるテクニック
-
#基礎から練習
ラップ初級レッスン05:まだまだある韻の発想を広げるテクニック
-
#基礎から練習
ラップ初級レッスン06:ラップを作詞してみよう!
-
#基礎から練習
ラップ初級レッスン07:作詞したラップのブラッシュアップ
注目記事
-
#基礎から練習
やまもとひかる 爆誕!! スラップ・ベースっ子講座
-
#ゼロから学ぶ
きつねASMRと学ぶASMRの始め方
-
#上達のヒント
超学生のネット発アーティスト・サウンド解剖。
-
#ゼロから学ぶ
マンガで楽理を学ぶ!「音楽の公式」
-
#基礎から練習
ボカロPに学ぶ。ボカロ曲の作り方
-
#上達のヒント
宮川麿のDTMお悩み相談室
-
#ゼロから学ぶ
初心者の頼れる味方! はじめての楽器屋さん