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※メイン画像引用元:YouTubeサムネイル(リンクは文中)

ネット発の歌い手というだけでなく自らボーカル・ミックス、エフェクト・プロセッシングも行う美的センスとこだわりの持ち主、超学生(読み:ちょうがくせい)。そんな彼ならではの視点で“ネット発アーティスト”を紹介し、そのサウンド的に魅力的な部分を綴ってもらう。彼の脳内で日常的に行われている音楽的研究を通して、歌と音楽制作の楽しみを新発見できる連載! 今月はTOOBOE「錠剤」です。

ネット発アーティスト・サウンド解剖開始

余談:お出かけ癖を付けてゆくゆくは海外に行きたい話

最近、いろいろなところに行くハードルを下げるために、少しでも必要なことがあればすぐに出かけるようにしてみています。

例えば、“メガネの調子がちょっとだけ良くないのでメガネ屋に行く”、“音の聴こえ方に若干違和感があるので耳鼻科に行く”、“ストレスが少しだけ蓄積している感じがするので、無計画で浅草に行く”などです。

行ったことのない場所や滅多に行かないところでも、とりあえず何とかなるように街や施設が作られていることが分かってきて楽しいです。最終的にこの流れで海外旅行に行きたいなと思っています(行ったことがないので)。

今月の選曲 TOOBOE「錠剤」

画像引用:https://youtu.be/cRFSbeHXFwk

「錠剤」はTVアニメ『チェンソーマン』のエンディング主題歌で、ボカロPとしても活躍するjohnさんのソロプロジェクト=TOOBOEによる楽曲です。ボカロPならではの“インターネットの空気感”と、“『チェンソーマン』の持つ爆発力”、“カオス”が、見事に融合された作品だと思い、これらを構成する要素を紐解いていくことで、何が“この雰囲気を生み出す原因になっているのか”を解剖してみたくなりました。

そのような選曲理由を踏まえて、今回お話しする内容を3つのポイントにまとめると、
チープなサウンドと全力疾走感のあるアレンジ
・緩急の演出=キャラクターの波乱万丈さに
・独自のウェットなボーカル処理

です。

続きは、次のページ

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